〒490-1224 愛知県あま市丹波南屋敷11番地

いらっしゃいませ!! トップワンのHPへようこそ
このサイトでは、趣味のバスフィッシングが高じて作り始めた手作りのオリジナルルアーを販売しつつ、
フィールドで役立つ釣り情報(ポイント・釣果・ヒットパターン等)をご紹介していきます。

教室で製作するルアーについて

教室では、だれでも簡単に作れるように

当方で一部工程まで製作した木片を使って作業をしていきます。

製作するものは、「シャロークランクベイト」。

水深1m程度で使えるフローティングタイプのルアーで

陸っぱりの釣りでは多用する機会が多いルアーです。

色々な製作方法がある中で、

最も基本的な作り方となる「ダボ(木栓)打ち工法」で、

ハンドカービング(手で削る)仕上げで作っていきます。

トップワンの下準備(一般的な作り方の紹介)
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縦40×横80×厚20mmのバルサ材に
型紙を使ってルアーの輪郭を写し取る。
後に差し込むリップの位置もきちんと
印を付けておきましょう。
リップはアクリル板2mm
を使用
角度は40°に設定しています。

卓上糸のこ盤にて切り出す。
工作機械がない方は、ノコギリや
カッターナイフで地道に削っても
構いません。
素人さんでも安全に
作業してもらえるように
教室では工作機械は使いません。

ボディーの成形&ウエイトを
注入する際に中心線がわからないと
削っている途中で
アンバランスになったり、
位置がずれてしまうので
厚さ半分の10mmのところで
ボディー全体にセンターラインを
グルっと1周引きます。

センターラインに付けた印のところに

ヒートン穴φ6mm(頭・腹・尾)と
ウエイト穴φ8mm(腹2か所)を
ボール盤で穴開けしていきます。
クランクベイトの場合、ウエイト穴は
腹側ヒートンに寄せて入れることで
動きが安定します。リップで水流を
受けて動く際、旋回軸に寄せることで
動きも良くなります。

ヒートン穴にはヒノキの丸棒を、
ウエイト穴には鉛3gを1個ずつ
入れた上でバルサ材の丸棒を、
「ダボ」として差し込み
瞬間接着剤(ゼリー状)を
使って接着します。
ヒートン穴にヒノキのダボを
入れるのは、バルサ材ボディーに
直接ヒートンをねじ込んでも
材質が柔らかいので
抜けてしまうのを防ぐためです。

余分なダボをカットしたら、
卓上糸のこ盤でリップの溝を
幅2mmで正確に90°で

切り込みを入れていきます。
ここが正確でないと
真っすぐに泳ぎません。
その後、ボディー上部に輪郭線を
入れておきます。

 教室で用意する木片は、

事前に実用品質は確保したいという観点から
正確さを求められる箇所のみ、
当方で製作済みのものになります。
教室では以下の工程から製作をして頂きます。

< 参加者の製作工程 >
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当方で一部工程まで
製作した木片がこちら。
すでに頭と尾のダボ打ちは
完了していてリップの溝切りも
正確に処理済です。
参加者に作業して頂くのは、
腹のヒートンと
鉛を穴に入れるダボ打ちです。

続いて、いよいよルアー作りの醍醐味
ハンドカービングの工程になります。
カッターナイフの取扱いに注意して、
まずボディーの側面を削り
ルアーの形をした4面体に成形します。

写真ではボディーの角が
わかりやすいように
リップの溝なしボディーに
線を引いています。
上手く成形するコツは
ボディーの角に沿っていかに
一定量を削っていくかになるので、
小刻みに刃を入れるよりも
自分でどれだけ削りたいのか
量を一定に意識しましょう。

4面→8面→16面と成形すると
ボディーは丸みを帯びてきます。
教室では一般的な
カッターナイフ(両刃)を
使っていますが、小刀(片刃)を
お持ちであれば
さらに削りやすいですよ。

ボディーを滑らかにするため
紙ヤスリをかけていきます。
目の粗さは番手100番。
全体を均した後は削りカスを払い、
防水処理とボディー強度を高める為に
瞬間接着剤(液状)を手早く全体に
染み込ませて再度紙やすりで
表面を均しておきます。
ルアー作りは削ることよりも
塗装の為のヤスリ掛け作業が
ホントに多いので
ルアービルダーの苦労が味わえます。

均し終わったら、

今回の製作では先にリップを
瞬間接着剤(ゼリー状)で
接着しておきます。
製作時にはリップに
マスキングテープが張ってありますが、
それは瞬間接着剤使用後
リップ周りが白濁
してしまうのを
防ぐためです
持ち帰ってから剥がしてください。

本来塗装をするのであれば
下地処理として

プライヤー(パテ要素)+
サーフェイサー(定着要素)

一般的に「プラサフ」を
エアーブラシなどで
吹き付けてから
着色して
トップコート
(ウレタン・セルロース等)を
するのですが、
短時間で実用品質を作りたいので

着色はポスカのペンで行い、
目玉シールを付けて

トップコートを女性がネイルで使う
紫外線硬化UVレジンを代用して
筆塗りで
色止めとボディー強度を
高めていきます。

最後にヒートンとフックを付けて
完成です。
やってみて思うのは、
着色のデザインは
あまり複雑な模様を描くのではなく、
単純で識別しやすい
柄や文字で考えると
結果的にキレイに見えますよ。
世界に1つだけのオリジナル作品を
作ってみてね~!!






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ごあいさつ

はじめまして
TOP ONE代表の山田です
よろしくお願いします
JOFI(ジャパンオフィシャル
フィッシングインストラクター)
一般社団法人
全日本釣り団体協議会 公認
愛知 内水面 23第6046号
公認釣りインストラクター
JFLCC(ジャパンフィッシング
ルアーコレクターズクラブ)
会員
カルチャー講師

ハンドメイドルアー製作工房
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